23歳照富士、初Vで大関へ 白鵬は2度目の7連覇逃す


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大相撲夏場所で初優勝し、北の湖理事長から賜杯を受け取る照ノ富士=24日、東京・両国国技館

 大相撲夏場所千秋楽(24日・両国国技館)23歳の関脇照ノ富士が12勝3敗で初優勝を果たした。先に碧山を寄り切り、3敗で並んでいた横綱白鵬が結びの一番で横綱日馬富士に寄り倒された。白鵬は史上初の2度目の7連覇を逃した。

 照ノ富士は平成生まれで初めての優勝となり、場所後の大関昇進も事実上決まった。初土俵から所要25場所での初優勝は、年6場所となった1958年以降初土俵の力士(幕下付け出しを除く)で3位のスピード記録。3度目の敢闘賞にも輝いた。
 大関対決は稀勢の里が琴奨菊を寄り切って11勝4敗とした。琴奨菊は6勝9敗に終わった。
(共同通信)