FIFA汚職、訴追対象の拡大も 「氏名不詳の共犯」多数


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【ニューヨーク共同】国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件は28日以降、訴追対象がさらに広がる気配が濃厚だ。米司法当局は起訴資料の中で、氏名不詳の共犯者多数の存在に言及。金融機関の関与も焦点の一つとされる。メディアの関心はブラッター会長にも集まっている。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、氏名不詳の共犯者とされる25人はFIFA職員や2010年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の招致関係者らとされる。捜査を主導する米ニューヨークのブルックリン連邦地検の幹部は「さまざまな国の個人や組織を調べている」としている。
(共同通信)