日本一早い石垣産新米を発売 本島では来月から


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
販売が始まった日本一早い新米「石垣島産ひとめぼれ」。来店した幼児や客がおにりぎを頬張り新米を味わっていた=29日、石垣市のJAファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」

 【石垣】JAおきなわファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」は29日、日本一早い新米「石垣島産ひとめぼれ」を発売した。31日までの3日間、通常より100~180円安い3キロ1100円、5キロ1800円(いずれも税込み)で販売する。

30日から宮古島のJA直売所、6月中旬から沖縄本島の量販店で販売が始まる。
 一期米は2月上旬に田植えし、今月20日から収穫が始まった。新米検査では最高の「1等米」と評価された。収穫の最盛期は6月10日ごろ。石垣島と西表島で約890トンの生産を見込んでいる。
 同店は来店客に新米で作ったおにぎりを振る舞いPR。多くの人が米袋を手に取り買い求めた。
 八重山地区水稲生産部会の翁長孝夫会長は「先日の台風被害が少し見られるがおいしい米が取れた。食べてほしい」と呼び掛けた。