「浦添と姉妹都市に」 ハンド・銘苅、ハンガリー大使と会談


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セルダヘイ・イシュトヴァーン駐日ハンガリー大使(左)と笑顔で握手する銘苅淳=東京・三田のハンガリー大使館

 【東京】ハンガリーのトップリーグで活躍する県出身の銘苅淳が5日、都内のハンガリー大使館でセルダヘイ・イシュトヴァーン駐日ハンガリー特命全権大使と会談した。銘苅はハンドボールが人気の出身地浦添市とハンガリーの都市が「姉妹都市になれたらいい。日本とハンガリーの選手交流ができたらいい」と語り、両国のスポーツ交流を期待した。

 セルダヘイ大使は「大使館としてできることは支援したい」と応じ「今は選手だけどスポーツ外交官になっては」と提案した。銘苅は言葉や国の位置も分からずにハンガリーに渡ったと説明。「ハンガリーの人はとても優しかった。ハンドボールを通じてハンガリーをもっと知ってほしい」と力を込めた。
 ハンガリー3年目の銘苅は1部のバルマズイヴァロシュに所属。レギュラーシーズン20試合で120得点を挙げ、得点王に輝いた。現在、オフシーズンで来季に向けて国内で調整している。
 銘苅は「来季の所属は決まっていないが、レベルアップのために国やチームなど環境を変えてプレーしたい」と語った。