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バドミントンの第16回全国小学生ABC選手権大会県予選が13日、宜野湾市立体育館で行われた。男子のAクラスは稲嶺盛斗(キクムラジュニア)が栄冠を手にした。Bクラスは新垣翔太(同)が、Cクラスは渡慶次秋成(西原東小)が頂点に立った。
女子のBクラスは親泊ひまり(キクムラジュニア)、Cクラスは儀間咲也菜(那覇ジュニア)が優勝した。女子Aクラスの決勝は14日に銘苅小学校で行われる。男女の各クラス優勝者は8月に熊本県で開催される全国大会に出場する。
◆稲嶺 自分信じ初優勝
男子Aクラスの稲嶺盛斗(キクムラジュニア)が接戦を制してシングルスで初めての頂点に立った。「絶対に勝てると信じて戦った」と笑顔を輝かせた。
第1セットの序盤から点の取り合いになった。緊迫した展開にも、「一本一本、丁寧に打とう」と自分のリズムを崩さなかった。相手のミスを逃さずに第1セットを先取したが、第2セットでは「自分がミスして勝ちたい気持ちが信じられなくなった」。前半に4連続失点と苦しんだ。
それでも「絶対に勝てる」と自らに言い聞かせ、1点を丁寧に積み重ねる本来のプレーを取り戻した。最後まで1点を争う激戦になり、「優勝の瞬間はうれしくて疲れも吹き飛んだ」と達成感をにじませた。全国大会でも「焦らずに一戦一戦を大事にしたい」と丁寧なプレーを貫くつもりだ。