ハンマー投げの室伏、選手権欠場 20連覇で止まる、現役は続行


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室伏広治選手

 日本陸連は15日、男子ハンマー投げで2004年アテネ五輪金、12年ロンドン五輪銅メダルの室伏広治(40)=ミズノ=が日本選手権(26~28日・新潟市)を欠場すると発表した。大会史上最長の20連覇中だったが、記録は途切れることとなった。所属先によると現役は続ける意向だが、現時点で今季は試合出場の予定がなく、8月の世界選手権(北京)代表からも外れる。

 84メートル86の日本記録を持つ室伏は1992年に日本選手権に初出場し、95年の初制覇から優勝を重ねてきた。日本陸連を通じて出した談話では「自分が出場し続けることで後輩が育たないとも感じる」などとしている。
(共同通信)