ビーチサッカー 日本、延長で逆転 米国に5―3


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激しくボールを奪い合う赤熊卓弥=20日、宜野湾市のトロピカルビーチ

 【宜野湾】ビーチサッカーの日本代表対米国代表の国際親善試合が20日、宜野湾トロピカルビーチで開かれ、日本が5―3で勝利した。
 日本は先制を許したが、第2、3ピリオドで追い付き、延長戦で後藤嵩介と尾田博文がゴールを決め逆転勝利した。

21日午後4時から親善試合第2戦が同会場で行われる。入場無料。

日本
 5―3(0―1,2―2,1―0,延長2―0)
米国

◆会場を沸かせたオーバーヘッド 流れつくったオズ
 第1ピリオドで米国に先制点を奪われた後、第2ピリオドで尾田博文がゴールを決めて追い付いた。その後、米にもう1点奪われるも、茂怜羅オズのオーバーヘッドキックが見事に決まり、会場を沸かせた。
 米に1点を返され2―3で迎えた第3ピリオドでは果敢にゴール前で攻め、松尾那緒弥がパスをつないで得点し、延長戦に持ち込んだ。3分間の延長戦中盤、後藤嵩介が決勝点を挙げ。さらに尾田博文がダメ押しの5点目を奪取し、米を下した。
 約1時間の試合を終え、マルセロ・メンデス監督は「追い掛ける形は難しいが慣れている。みんなを落ち着かせ、やってきたことを出した。いい試合になった」と振り返った。キャプテンのオズは明日の試合に向けて「ミスを少なくする」と課題を話した。決勝点を挙げた後藤は7月から始まるW杯を前に「世界一になるチャンスだ。必ずやってやるという気持ちで臨む」と意欲を語った。