マスターズ陸上 「夢のチーム」再結集 世界新のステップに


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沖縄マスターズ選手権へ意気込む(左から)渡辺潤一、譜久里武、石黒文康=20日、浦添市陸上競技場

 21日に県総合運動公園陸上競技場で行われる沖縄マスターズ選手権大会の40歳以上男子400メートルリレーに、「ドリームチーム」で前回大会を沸かせた譜久里武らリレーチームが再び出場する。

 県内外で活躍する譜久里を筆頭に、十種競技の元日本記録保持者でタレントの武井壮や石黒文康、渡辺潤一と、昨年と同じ国内トップクラスのメンバーがそろう。前回は多数の観客が詰め掛ける中、日本記録を更新し、世界記録42秒20にも0秒05と肉薄した。
 8月の世界マスターズに向け“試運転”となる今大会。埼玉県から来県した渡辺は「沖縄は盛り上がり方が違う。走る側も気持ちが高まる」と言い、譜久里は「世界一を目指すチームをぜひ間近で見てほしい」と来場を呼び掛けた。男子400メートルリレーは午後5時半に競技開始予定。