セーリング会場変更で分村検討 東京五輪の選手村


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 2020年東京五輪の会場見直しで、セーリング会場が招致段階の東京都江東区から神奈川県藤沢市江の島に変更されたことに伴い、都内の選手村とは別に「分村」の設置が検討されていることが27日、分かった。日本セーリング連盟関係者が明らかにした。

 セーリング会場は、中央区晴海に建設される選手村から約50キロの距離となり、渋滞や選手への負担が懸念されている。
 関係者によると、会場に近い神奈川県大磯町のホテルの借り上げや、茅ケ崎市の県有地に新設する案が出ているという。今後、大会組織委員会が東京都や神奈川県と協議して詳細を詰め、年内に正式決定する方針。
(共同通信)