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知念豪、円盤3位 日本選手権陸上

 陸上の世界選手権(8月・北京)代表選考会を兼ねた日本選手権第2日は27日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで行われ、円盤投げの男子で知念豪(那覇西高―順大―ゼンリン)が55メートル51を投げて3位入賞した。

 200メートルの男子は参加標準記録に到達していた藤光謙司(ゼンリン)が20秒32で5年ぶりに優勝し、代表入りが決まった。日本陸連が定めた派遣設定記録を突破済みの高瀬慧(富士通)も20秒57で2位となり、代表となった。女子は福島千里(北海道ハイテクAC)が23秒23で5連覇を達成し、代表入りした。
 男子で走り高跳びを2メートル26で制した戸辺直人(つくばツインピークス)、棒高跳び初制覇の荻田大樹(ミズノ)、1万メートルで勝った鎧坂哲哉(旭化成)も代表となった。
 100メートル予選で男子は高瀬が10秒40の1組1着、山県亮太(セイコーホールディングス)は10秒60の2組3着で28日の準決勝に進んだ。女子で6連覇を狙う福島は11秒39の1組1着で通過した。

◆気持ち急ぎ、記録伸びず 知念「力不足」
 ようやくいい風が吹き始めた日本陸上選手権男子円盤投げ4投目、知念豪(那覇西高―順大―ゼンリン)は3位入賞を決めた55メートル51を放った。「57~58メートルは行けるイメージだったが力不足だった。後半動きが良くなる中、かえって気持ちが急いでしまった部分が投げに影響し、伸びきれない記録になってしまった」と悔やむ。
 この日2年連続3度目の優勝を飾った堤雄司(群馬綜合ガード)は57メートル15を記録した。164センチの差に横たわるのは「基本的に動きのスピードが違うのと、あとは勝利に対する気持ちだった」。自己記録の55メートル95にも届かなかった。しかし全国大会入賞は、2013年の日本学生対校選手権3位以来で、勢いをつける。円盤投げの日本記録は最も古く、1979年に川崎清貴が出した60メートル22が36年にわたる不滅の金字塔だ。もちろんそこに挑むと決めている。「まず60メートルを投げられるよう、基本的な体のスピードをさらに高めていく」と課題克服を描いた。
 その上で「日本記録は来年のリオデジャネイロ五輪までに更新する予定で、2020年の東京五輪では65メートルを投げたい」と目標を高く掲げ、闘志を燃やす。次は9月の全日本実業団に再び照準を合わせるよう練習を重ねていく。



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