尖閣警備へ体制強化 政府、中国対応で


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 政府は30日の総合海洋政策本部会合で、尖閣諸島周辺での警備専従体制を2015年度内に確立すると明記した「離島の保全と管理に関する基本方針」を新たに決定したのを踏まえ、大型巡視船など海上保安庁の装備強化を加速させる。尖閣周辺の領海に侵入を繰り返す中国公船への対応力を充実させる必要があると判断した。

 海保によると、尖閣を所管する第11管区海上保安本部は既にヘリコプター搭載型を含む大型巡視船計6隻を配備しているが、侵入する船に対応するには数が足りず、他管区から巡視船の派遣を受けている。
(共同通信)