シード校全て4強進出 夏の甲子園県大会第9日


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 第97回全国高校野球選手権沖縄大会第9日は12日、沖縄セルラースタジアム那覇などで準々決勝を行い、興南、沖縄尚学、糸満、宮古のシード校全てが4強に進出した。興南は六回に先制すると、七回と八回に1点ずつを加えて八重山を振り切った。

沖尚は3点のビハインドを追い付いて、九回裏に決勝点を奪って普天間にサヨナラ勝ちした。糸満は初回に先制した後に逆転されたが、八回にリードを奪い返して知念を破った。宮古は三回と四回に得点してリズムをつかむと、具志川商を3安打に抑えて白星を手にした。準決勝の組み合わせは興南対沖尚、糸満対宮古で、18日に沖縄セルラースタジアム那覇で行われる。

<きのうの結果>
▽準々決勝
興南 3―0 八重山
沖尚 4―3 普天間
糸満 8―4 知念
宮古 4―0 具志川商

<18日の試合>
▽準決勝
【セルスタ】10時
興南―沖尚
糸満―宮古

沖尚―普天間 9回裏沖尚1死一、二塁。神里廣之介の適時打で本塁に生還する知念大河(中央)=12日、北谷公園野球場(又吉康秀撮影)
興南―八重山 尻上がりに調子を上げ、完封した興南先発の比屋根雅也=12日、沖縄セルラースタジアム那覇(諸見里真利撮影)
宮古―具志川商 どんな場面でもリラックスした表情を崩さない宮古のエース松川竜之丞=12日、北谷公園野球場(又吉康秀撮影)
糸満―知念 8回糸満1死二、三塁、大城翔太郎のスクイズで生還し、右手を突き上げて喜ぶ三走・金城乃亜=12日、沖縄セルラースタジアム那覇