三輪氏が日本協会役員 ハンド、沖縄から初選出


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三輪 一義氏

 県ハンドボール協会は14日、同協会の三輪一義副理事長がこのほど日本ハンドボール協会の常務理事(普及指導本部長)に就任したと発表した。

県協会からの日本協会常務理事就任は初めてで、「ハンドボール王国・沖縄」の関係者も活躍に期待を寄せている。
 三輪氏は名古屋市出身の49歳。筑波大、同大学院を卒業後、同大助手を経て1993年に琉球大に赴任した。琉球大男女ハンドボール部の監督を務めたほか、2002年~05年の女子U―23(23歳以下)日本代表コーチや、03~05年の日本オリンピック委員会強化スタッフなどを歴任した。
 役員就任にあたり、三輪氏は「東京五輪へ向け盛り上がる中、五輪後のハンドボール界を考えると普及指導が担う役割は大きい。普及率全国一のハンドボール王国・沖縄の名に懸けノウハウを全国に伝えていきたい」と意気込みを語った。