沖縄の風、奏でます 全国高文祭きょう開幕


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第39回全国高校総合文化祭滋賀大会に出場する沖縄県合同オーケストラのメンバーら=26日、那覇市の首里高校

 高校生最大の文化の祭典「第39回全国高校総合文化祭滋賀大会」(主催・文化庁、全国高校文化連盟など)が28日、滋賀県内各地を会場に開幕する。8月1日までの5日間、全国の高校生2万人が、日ごろの活動で身に付けた文化芸術の技を披露する。

県内からは合唱や茶道など16部門に32校から294人が出場、出展する。出場者らは「全国に沖縄の風を吹かせる」と目を輝かせた。
 文化祭2日目の29日は、県内の13校19人で構成する県合同オーケストラが器楽・管弦楽部門に出場する。バイオリンを担当する糸満高校2年の屋田莉子さん(16)は「曲のテーマを伝えられるように演奏し、聞いている人に感動を与えたい」と意気込んだ。
 総合開会式は28日午後1時、大津市のびわ湖ホールで開かれる。式後に開かれるパレード部門では、西原高校の吹奏楽部と南風原高校郷土芸能部の合同チームが参加する。