リュー・西里、テニス複で全国V 県勢20年ぶり 近畿総体


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
優勝を決めた瞬間、抱き合って喜ぶ沖縄尚学のリュー理沙マリー(右)と西里夏子=8日、大阪市大正区のマリンテニスパーク・北村(諸見里真利撮影)

 【近畿総体取材班】全国高校総合体育大会「君が創る近畿総体」第12日の8日、大阪府のマリンテニスパーク・北村で行われたテニス女子ダブルス決勝で、リュー理沙マリー・西里夏子(きこ)組(沖縄尚学)が大石真珠美・剱持梓組(東京・早稲田実業)を2-0のストレートで下し、初優勝を飾った。リューはシングルスでも準優勝した。

 全国総体テニスでの県勢の優勝は、1995年に井上青香(はるか)(当時浦添)がシングルス決勝で妹の摩衣子(同)との姉妹対決を制し、ダブルス、団体と合わせて3冠して以来20年ぶり2度目。リューと西里は今回の近畿総体では県勢1号の優勝者となる。