時事通信の渡辺祐司編集局長は10日、県庁に翁長雄志知事を訪ね、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設をめぐり、同社の男性記者が官房長官会見で不適切な質問をしたとして謝罪した。
会談は非公開。渡辺氏は会談後、記者団の取材に応じなかった。県議会の喜納昌春議長にも謝罪した。
男性記者は7月13日の記者会見で、名護市辺野古沿岸部の埋め立て用土砂の搬入を規制する県条例が成立したことに関し「そんな連中は放っておいてもいいと思うんですけど、いかがでしょうか」などと質問した。その後、総務局に異動し出勤停止1日の処分を受けた。
(共同通信)