サッカーJ3のFC琉球は11日、新たに代表取締役社長に就いた山川一郎氏の就任会見を県庁で行った。2期連続赤字となっており、黒字転換が求められる経営について山川氏は「企業回りなどで収益を上げていきたい。組織体制を強化し沖縄の活性化につなげたい」と抱負を語った。
取締役として役員にとどまる前代表の下地良氏は「うまくいっていない部分も含め、大きく変えなければ発展にはつながらないと相談し、今回の人事に至った。全力で支えていきたい」と話した。
山川氏は1943年、本部町出身。県地域離島振興局長、那覇市助役を務めた。
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