14年度県内新車販売 タントが1位


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2014年度県内販売台数上位5車種

 東京商工リサーチ沖縄支店は12日までに、2014年度の県内新車販売台数をまとめた。最も売れた車種はダイハツ「タント」で3825台を販売した。2位はダイハツ「ムーブ」で2550台、3位がトヨタの「アクア」で2459台と続いた。ベスト10のうち8車種が軽自動車だった。

 対象11社の新車販売総台数は前年度比0・6%減の4万4969台。消費増税前の駆け込み需要による反動減で減少した。総売上高も同2・0%減の940億2379万円だった。

 会社別の販売台数は、タント、ムーブ、ミラ、ハイゼットの4車種が上位10台にランクインした琉球ダイハツ販売の1万1975台が最多だった。2位はスズキ自販沖縄の9998台で、ワゴンR、パレット、スペーシアの3車種が人気だった。3位は沖縄ホンダの7541台で、6位のFIT、8位のN-BOXの2車種で同社販売台数の55・4%を占めた。

 ハイブリッドと電気自動車の販売台数は同5・8%増の6934台だった。

 売上高では沖縄ホンダが同3・7%増の158億1379万円で2年ぶりにトップとなった。