興南、関東一に惜敗 ベスト4進出ならず 夏の甲子園 


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【甲子園取材班】第97回全国高校野球選手権大会第12日は17日、阪神甲子園球場で準々決勝が行われ、興南は4―5で関東一(東東京)に惜敗してベスト4進出を逃した。

 興南は先発の比屋根雅也が初回を三者連続三振と好スタートを切ったが、二回表にソロ本塁打を浴びて先制を許した。興南は直後の二回裏に佐久本一輝の二塁打と砂川謙斗の内野安打、敵失で満塁とすると、比嘉龍寿の中犠飛と仲響生の二塁打で逆転に成功した。
 関東一は三回、四回に1点ずつを加えてリードを奪い返した。興南は七回に仲と具志堅大輝が連打で得点機をつくると、城間楽人の適時打で同点に追いついた。しかし九回表、力投していた比屋根が関東一のオコエに2ラン本塁打を浴びて勝ち越しを許した。
 興南は九回裏に比嘉の二塁打と具志堅の右前打で1点を返したが、あと一歩及ばなかった。【琉球新報電子版】