28~30日に東京体育館で開かれるマーチングバンド・バトントワリングの「ジャパンカップ」のジュニアバトントワリング(中学生以下)部門に「てぃーだバトン」が県勢で初めて出場する。23日には浦添市民体育館で壮行会を行い、保護者らを前にはつらつと演技を披露した。
バトントワリングは音楽に合わせて金属の棒を自在に操って空中に投げたり、くるくる回したりして演技をする。ジャパンカップは予選や選考会は特になく、加盟組織を問わずに参加できる全国大会として人気がある。てぃーだバトンは、関係者の推薦もあり出場が決まった。
てぃーだバトンは浦添市、那覇市、読谷村に計4カ所のクラスがあり、今回のメンバー8人は普段は別々の教室に通う小学2年~5年生。5月から週末に集まって練習を重ねてきたという。演技のテーマは沖縄らしさを打ち出した「てぃーだかんかん わらびんちゃー」。明るい曲調に乗って、コミカルでかわいらしい動きで表現する。
チーム最年長の野原千聖さん=古堅小5年=は本番を前に「ちょっと緊張している」と話し、「バトンを落とさないよう気を付けて笑顔で踊りたい」と意気込んだ。