コラソンがLINEスタンプ販売 売り上げ一部、県協会寄付


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琉球コラソンが販売しているLINEスタンプの一部

 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンが、無料通信アプリのLINE(ライン)で、選手たちをモデルとしたスタンプの販売を始めた。喜怒哀楽に富む表情に加え、うちなーぐちも交えたメッセージをあしらっている。JHLのチームがスタンプを販売するのは初めて。

 LINEのスタンプは、文字での会話に挿入するイラストのこと。若者を中心にメールに代わるコミュニケーションツールとして普及しており、「コラソンを広めるために有効に使えないか」と昨年から構想を練っていたという。
 せりふは選手たち自ら考えたといい、全部で40種類。日常のあいさつや“突っ込み”などのパターンがある。エース棚原良が親指を立てて「まかちょーけ」、新主将の松信亮平は「意識高いっすね」、大阪出身の石田孝一には「なんでやねん!」など、ユーモラスなイラストに選手それぞれの個性も表現されている。
 価格は120円で、売り上げの一部は選手育成を目的に、県ハンドボール協会へ寄付するという。選手兼広報担当の石田は「『世界で活躍する人材の育成に貢献したい』との思いに賛同してくれる人だけでなく、ハンドを知らない人でも使えるかわいらしいスタンプになっている」とアピールする。問い合わせは琉球コラソン(電話)098(917)2347。