比嘉1打及ばず2位 日本学生ゴルフ最終日


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 ゴルフの日本学生選手権は28日、茨城県の大利根CC(6966ヤード、パー70)で最終ラウンドが行われ、3位で出た長谷川祥平(大阪学院大)が65で回って通算5アンダーの275で初優勝した。

1打差の2位は比嘉一貴(本部高―東北福祉大)、さらに1打差の3位は原田凌(大阪学院大)だった。
 前日首位から1打差だった玉城海伍(首里高―大阪学院大)は通算1オーバー281で5位に終わった。伊波宏隆(本部高―大阪学院大)は14位、仲盛将司(小浜中―香川西高―東北福祉大)は31位、山城泰介(開邦高―早大)は46位だった。
 日本女子学生選手権は同CC(6267ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われ、2位で出た山下美樹(大手前大)が71で回り、通算1オーバー、217で初優勝した。2打差の2位は金沢志奈(中央学院大)。

◆比嘉「力出し切った」
 比嘉一貴(東北福祉大)は17番、18番(いずれもパー4)で連続バーディーを奪った。最終盤に猛追を見せたが、1打差の2位。昨年に続く準優勝に終わった。
 前半は出入りの激しいゴルフが続いた。1番、2番(いずれもパー4)で連続ボギーをたたく。3番(パー3)をバーディーとするも4番(パー4)は3度目のボギー。スコアを落とすが、5、6、8番(いずれもパー4)でバーディーを奪い返した。
 後半は安定感を取り戻し、3バーディーノーボギーで通算4アンダー。優勝に1打、届かなかった。比嘉は「攻めていった結果なので。できることはやった。自分の力は出し切った」と言葉少なに語った。