柔道の世界選手権第6日は29日、カザフスタンのアスタナで男女計3階級が行われ、男子100キロ超級の七戸龍(那覇西高―福岡大―九州電力)が決勝で昨年と同じロンドン五輪王者のテディ・リネール(フランス)に挑んだが、優勢で敗れた。
2年連続の銀メダルとなった。リネールは史上最多の7連覇。
県勢の同選手権銀メダル獲得は、1997年の真喜志慶治を含んで今回が3度目となる。
◆動き封じられた
七戸龍の話 (リネールに)動きを封じられ、チャンスをつくることができなかった。ただ決勝に進むという最低限の目標はクリアできた。試合で(攻略の手掛かりとなる)材料はもらえたので、次は勝利をもぎ取りたい。