新垣が銅メダル 障がい者の国際卓球大会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
銅メダルを勝ち取った新垣蒼(中央)と手登根雄次コーチ(右)、仲松智コーチ=24日、台湾の台中

 障がい者の国際卓球大会第3回タイチュンオープン2015(国際卓球連盟主催)が台湾で22日から24日まで行われ、県内から出場した新垣蒼が3位に輝いた。

 大会は11クラスに分かれており、新垣は知的障がい者部門に出場した。同部門には日本人4、韓国人2、台湾人1の計7人がエントリー。ほとんどの選手が2020年東京パラリンピックを目指している。優勝は日本の高橋利也=京都、準優勝は韓国のJae Hyeon Choiだった。
 新垣は「銅メダルを取ることができうれしい」と語った上で「緊張でミスが目立った。この経験を糧にまた頑張りたい」と抱負を述べた。同行した手登根雄次コーチは「レベルの高い選手との試合を経験し、加えて銅メダルという結果もついてきた。今後も国際大会に参加して、力をつけていってほしい」と期待した。
 新垣は20日に行われるエクアドル2015INASグローバルゲームス(国際知的障害者スポーツ連盟主催)の卓球部門に出場する。