五輪相が再発防止を強調　エンブレム「大変深刻」

　遠藤利明五輪相は２日の衆院文部科学委員会で、東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムの白紙撤回について「大変深刻に受け止めている。今後、こうしたことが起きないよう五輪組織委員会と連携を進めたい」と述べた。メーン会場となる新国立競技場の整備計画については「プロセスの透明化を図る。日本の伝統文化と最新技術を発信する拠点として国内外に愛されるよう努める」と強調した。

下村博文文科相は「エンブレムの問題もあったが、２０２０年に向け国民が明るい展望を持てる政策を進めることが重要だ」と述べた。
　自民党の池田佳隆氏、民主党の笠浩史氏への答弁。
（共同通信）