2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムの白紙撤回に関し、大会組織委員会は3日、国会内で開かれた民主党会合で、新たなエンブレムを公募で選ぶ考えを重ねて強調した。
会合では民主党議員から、招致活動で使われた桜をモチーフとしたロゴマークの再活用を求める声が相次いだ。しかし、組織委の担当者は、国際オリンピック委員会の規定を理由に「招致時のロゴを引き続き使うことは現時点では考えていない」と説明した。
出席者からは、撤回したエンブレムの選考過程が不透明だったことについて、組織委幹部の責任を問う意見も上がった。
(共同通信)