自民、沖縄負担軽減で議連発足へ 政府との接点探る


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 自民党が、沖縄の米軍基地の負担軽減策を協議する議員連盟を今月下旬に発足させることが分かった。顧問に菅義偉官房長官、会長には島尻安伊子参院議員がそれぞれ就任する。政府、自民党関係者が17日、明らかにした。米軍普天間飛行場移設問題をめぐり国と県の対立が先鋭化する中、双方の接点を探るのが狙いだ。

 議連名は「沖縄の基地負担軽減をみんなで考える有志の会」。今月24日に初会合を党本部で開く。小野寺五典元防衛相や山本一太前沖縄北方担当相のほか、地元選挙区に米軍基地を抱える議員を中心に約20人が参加する見通しだ。
(共同通信)