自民、基地負担軽減へ議員連盟 24日発足、菅氏が顧問に


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 【東京】自民党は在沖米軍基地の負担軽減策を協議する議員連盟「沖縄の基地負担軽減をみんなで考える有志の会」を発足させる。

24日に党本部で初会合を開き、顧問に菅義偉官房長官、会長に島尻安伊子参院議員がそれぞれ就任する。自民党関係者によると、議連で訓練移転の受け入れ先などを検討し、実質的な基地負担軽減につなげるのが狙いとしている。
 関係者によると、議員連盟には北海道や山口県など、これまでに在沖米軍の訓練移転を受け入れた地域の国会議員を中心に同党の20人超が参加する。小野寺五典元防衛相、山本一太前沖縄担当相など閣僚経験者も出席する方向で、早ければ18日に議連発足と初会合の日程が公表される。
 議連の発足は島尻氏が中心となって進められ、自民党国会議員の間で沖縄の基地負担軽減について理解を求めることが最大の目的。