セブン&アイ・ホールディングスが、傘下のイトーヨーカ堂が運営する総合スーパーについて、2020年2月までに全店舗の約2割に当たる40店程度の閉鎖を検討していることが18日、明らかになった。地域を問わずに不採算店を整理し、経営基盤を強化する。
セブン&アイのスーパー事業は、食品や衣料品など幅広く扱う総合スーパーが、カジュアル衣料品店「ユニクロ」など専門店に顧客を奪われる傾向が続き、収益が悪化している。優良店に絞って集中的に資金を投入し、店舗の改装や拡張などを進めることで、業績の立て直しを目指す。
ヨーカ堂は「イトーヨーカドー」などを181店展開。
(共同通信)