![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img55fbc9fe4348f.jpg)
在沖米軍のトップを務める在沖米四軍調整官のローレンス・ニコルソン中将(第3海兵遠征軍司令官)が18日午後、着任あいさつで県庁に翁長雄志知事を訪ねた。
翁長知事は「赴任中、沖縄の文化に触れてほしい」と歓迎しつつ「昨年の知事選で普天間飛行場の県外移設と辺野古新基地阻止を掲げて当選した。『私たちは当事者ではない。日本の国内問題だ』と言わず、私たちとこの問題を議論してもらいたい」と求めた。
ニコルソン中将は「普天間移設問題に関して、日米両政府が協議していて、軍人の私が決定権を持つものではない」と述べた上で「われわれは沖縄に仕事で来ている。もし若い兵士が正しく行動していない場合は直ちに排除したい」と語った。8月に起きた米軍ヘリうるま沖墜落事故について、ニコルソン中将は「遺憾の意を表したい」と述べた。
【琉球新報電子版】