琉球新報社 
参院は１８日午後の本会議で、民主党が提出した安倍晋三首相に対する問責決議案を与党などの反対多数により否決した。衆院は民主、維新、共産など５野党が共同提出した安倍内閣不信任決議案を審議する本会議を午後４時半から開いた。与党は反対多数で否決し、同日夜には安全保障関連法案を参院本会議で成立させる考え。野党は１８日中の採決阻止を目指す。国会周辺で市民らが反対の声を上げる中、最終盤の与野党攻防が続いた。
衆院本会議審議では、民主党の枝野幸男幹事長が内閣不信任案の趣旨説明を行った。自民、民主、維新、公明、共産の各党が討論を行った後、記名投票により採決される。
（共同通信）
