山本太郎氏が一人牛歩 首相問責案採決で


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参院本会議での安倍首相に対する問責決議案の採決で「牛歩」で投票に向かう生活の党の山本共同代表(中央)=18日午後

 生活の党の山本太郎共同代表が18日の参院本会議で、安倍晋三首相に対する問責決議案を採決する際、極端にゆっくり歩き、時間稼ぎする「牛歩」に一人で踏み切り、与野党議員から「早く投票しろ」「パフォーマンスはやめろ」などと、やじを飛ばされる場面があった。

山崎正昭参院議長が「投票時間を制限せざるを得ない。速やかに投票願います」と2分以内の投票を促したため、山本氏は歩みをやや速めて賛成票を投じ、牛歩は約6分で終わった。
 山本氏は採決終了後、記者団に「(この後に続く)安全保障関連法案の採決を何としても引き延ばすべきだと考え、実行した」と語った。
(共同通信)