北朝鮮・拉致問題の早期解決訴え 国連人権理で被害家族


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 【ジュネーブ共同】国連人権理事会(47カ国)は21日、拉致問題など北朝鮮の人権状況について討議するパネルディスカッションをジュネーブの国連欧州本部で開き、田口八重子さん=失踪当時(22)=の長男で拉致被害者家族会の飯塚耕一郎さん(38)がパネリストとして出席した。

 飯塚さんはスピーチで「家族は高齢化している。拉致問題はもはやこれ以上時間をかけていい問題ではない」と述べ、早期解決を国際社会に求めた。さらに「私を産んでくれた田口八重子に、早く『お母さん』という言葉を初めて直接伝えたい」と胸の内を明かした。
(共同通信)