【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古での新基地建設をめぐり22日午前7時20分ごろ、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込みなどの抗議行動を行う市民を機動隊が排除した際、韓国から抗議に参加していた20代後半の男性が警官を蹴ったとして公務執行妨害の疑いで逮捕された。男性は名護署に身柄を確保されている。
男性の妻によると、妊娠中の妻が警察官に押されたため、男性が間に入って引き離そうとした際に拘束されたという。
逮捕に抗議する市民は8時20分ごろから名護署前に詰めかけ、午前10時現在約100人が「仲間を返せ」「不当逮捕はやめろ」などと激しく声を上げている。
一方、基地建設が計画されている名護市の大浦湾では、市民が乗る船2隻とカヌー19艇が抗議行動を展開している。【琉球新報電子版】