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【カイロ共同】イスラム教最大の聖地、サウジアラビア西部メッカ近郊で24日、大巡礼(ハッジ)に訪れた多数の巡礼者が折り重なって倒れる事故があり、救命救急当局によると717人が死亡、800人以上が負傷した。大巡礼では過去にも同様の事故が多発しているが、AP通信によると、1990年に1400人以上の巡礼者が死亡した事故以来の大規模被害となった。
今年の大巡礼には約200万人が参加した。現場はメッカ近郊にある「ミナの谷」。巡礼者は最終日の主要儀式として、ここで悪魔を象徴する石柱に橋の上から石を投げるが、多数の人が殺到するため事故が起きやすい。
(共同通信)