黒江哲郎氏を防衛次官に起用 初代装備庁長官は渡辺秀明氏


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 中谷元・防衛相は25日の閣議で、西正典防衛事務次官を退任させ、後任に黒江哲郎防衛政策局長を起用するなどの幹部人事を報告、承認された。10月に新設する同省の外局「防衛装備庁」の初代長官には渡辺秀明技術研究本部長、防衛審議官に三村亨経理装備局長がそれぞれ就任する。発令は10月1日付。

 黒江氏は、日米防衛協力指針(ガイドライン)改定や安全保障関連法策定で中心的な役割を担った。渡辺氏は技官出身で防衛装備品の技術などに精通しており、装備品の開発・購入から廃棄まで一元管理を行う装備庁長官に適任と判断した。
(共同通信)