政党交付金の支出9%減 14年分、324億円


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 総務省は25日、2014年分の政党交付金使途等報告書を公開した。交付金を受け取らない共産党を除く当時の11政党などの支出総額は324億5400万円で前年から9.0%減った。14年12月に衆院選が行われたが、選挙関係や党宣伝に充てる政治活動費は、参院選があった前年を下回った。12月の選挙で宣伝事業費などの支払いが越年したためとみられる。

 政治活動費は170億7900万円で、13年の201億2千万円から15.1%減少。このうち選挙関係費は13年の約2倍の87億4200万円だったが、CMなどの宣伝事業費は32億6900万円で、前年から71.8%減った。
(共同通信)