米キューバ首脳、再び会談 制裁緩和や人権議論


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 【ニューヨーク共同】オバマ米大統領は29日、国連総会開催中のニューヨークで、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長と会談した。両国首脳の直接会談は、ことし4月に中米パナマで行われた59年ぶりの歴史的会談に続くもので、7月の国交回復後は初めて。

 米ホワイトハウスによると、オバマ氏は米国人のキューバ渡航や、キューバでのビジネス規制を緩和する手順などを説明。キューバにおける人権状況の改善を後押しする意向などを伝達した。
 記者会見したキューバのロドリゲス外相によると、カストロ氏は「(相互の)尊敬と対等な主権に基づく新たな関係」の構築が必要だと強調。
(共同通信)