カード普及目指し推進本部 マイナンバーで総務省


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 総務省は1日、国民一人一人に12桁の番号を割り当てるマイナンバー制度で、希望者に発行される「個人番号カード」の普及を図るための推進本部を発足した。本部長は高市早苗総務相で、カードの認知度を上げ、取得した場合のメリットを分かりやすく伝えるPR方法を検討する。

 個人番号カードは顔写真付きで身分証に使えるほか、自治体が条例で決めれば図書館カードや印鑑登録証としても利用が可能。政府は2017年に健康保険証の機能も付ける方針だ。
 高市氏は本部の初会合で「個人番号カードは生活に欠かせない。国民にメリットや交付の情報が正確に伝わるよう頑張りたい」と強調した。
(共同通信)