内閣改造、高市総務相も留任へ 9閣僚が続投見通し


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高市早苗総務相

 安倍晋三首相は7日に実施する内閣改造で、高市早苗総務相を留任させる方針を固めた。政権幹部が1日、明らかにした。自民党役員人事をめぐり、首相は再任か入閣を検討していた稲田朋美政調会長を含む党4役の続投を決定。女性の積極登用の一環として、自身に近い高市氏を閣内にとどめることにした。19人の閣僚のうち現時点で9人が続投する見通しとなった。

 高市氏は、国民一人一人に番号を割り当てるマイナンバー制度で配布される「個人番号カード」などを担当。来年1月からの運用を控え、政府と地方自治体の調整などの準備に万全を期す観点も考慮した。
(共同通信)