国交相、高速無料開放原則は堅持 恒久有料に否定的


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 太田昭宏国土交通相は2日の記者会見で、高速道路料金に関し、建設の借金を返済した後に無料開放する原則を堅持する考えを重ねて示した。改修費を賄うため、恒久的に有料とすべきだとの意見が出ていることについて「利用者の理解が得られるかという課題がある。極めて慎重な検討が必要だ」と述べた。

 その上で「有料道路制度について国交省と私の立場は今までと全く同様だ。わが国の道路は無料開放が原則で、厳しい財政の下で有料制度を導入している」と強調した。
 2005年10月の道路公団民営化時に、政府は無料開放時期を「50年までに」としていた。
(共同通信)