首相、内閣改造で調整本格化へ 石破氏の閣内残留焦点


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 安倍晋三首相は米国訪問などの日程を終えて2日夜、政府専用機で羽田空港に帰国した。7日の内閣改造に向け、検討を本格化させる。既に麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官ら主要閣僚は留任させる意向を固めており、派閥を結成して首相後継を公言する石破茂地方創生担当相が閣内に残留するかどうかが焦点。新設する「1億総活躍担当相」の人選も注目される。

 石破氏は、安倍首相の自民党総裁再選を受けて9月28日に石破派を結成し、首相の後継「ポスト安倍」を目指す考えを表明した。派内では政権構想の準備や、党員の支持拡大に向けた地方回りなどで、閣外へ身を引くべきだとの意見が根強い。
(共同通信)