外務省、来春新設の政府機関判明 国際テロ情報4地域で収集


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 政府がテロ関連情報を一元的に集約するため来年4月にも外務省に設ける新たな機関「国際テロ情報収集ユニット」の概要が判明した。過激派組織によるテロが懸念される地域別(北アフリカ、中東、東南アジア、南アジア)に計4班を編成。新機関トップの「ユニット長」(仮称)に、前警察庁外事情報部長の滝沢裕昭内閣審議官を充てる方向で調整に入った。政府筋が3日明らかにした。

 新機関設置は過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件を踏まえた対テロ強化策の目玉。2020年東京五輪・パラリンピックなどに向け安全確保を図る狙いもある。
(共同通信)