島尻安伊子氏、沖縄相に起用


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 【東京】安倍晋三首相が7日に実施する内閣改造で、自民党県連会長で県選出の島尻安伊子参院議員(50)が沖縄北方担当相として入閣することが分かった。

 県選出・出身の大臣は1991年11月に発足した宮沢喜一内閣で沖縄・北海道開発庁長官として入閣した伊江朝雄氏、93年8月の細川護煕内閣で沖縄・北海道開発庁長官、国土庁長官を担った上原康助氏、2012年10月の第3次野田佳彦改造内閣で郵政民営化担当相を務めた下地幹郎氏以来の4人目。女性は初となる。
 安倍首相は内閣改造の目玉として女性閣僚の起用を掲げていた。

 しまじり・あいこ 1965年3月4日生まれ。仙台市出身。上智大卒。シェアソンリーマン証券、沖縄ビジネス外語専門学校講師、JSL日本アカデミー副理事長を経て2004年那覇市議補選で初当選。同市議2期目の07年4月に参院補選に出馬し初当選。同年8月に自民党入り。現在2期目。2期目で内閣府大臣政務官、復興大臣政務官を務めた。党では女性局長を務めた。14年9月から参院環境委員長。

島尻安伊子氏