【アルゼンチン】新里氏の叙勲祝う ゲートボール普及など尽力


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 春の叙勲(旭日単光章)を受章した新里健勇氏の「叙勲祝賀会」が6月26日、在亜沖縄県人連合会館で沖県連、ブルサコ日本人会と在アルゼンチンゲートボール協会の共催で盛大に開催された。祝賀会には平日にもかかわらず120人余が出席し、受章を祝った。

 祝賀式典では在亜沖縄県人連合会の米須清文会長が「新里大先輩、春の叙勲おめでとう。長い間地方日本人会にあって数々の功績を積んできたことは、全日系社会で知らない者はいない」と、祝辞を述べた。
 宜野座村人会の新里ダニエル会長は「新里氏はわが村人会の誇り。日本語学校運営、会館建設、スポーツ特にゲートボールの普及に貢献されました」と功績をたたえた。
 また在亜ゲートボール協会の仲村実好会長は「いまアルゼンチン日系社会の高齢者を楽しませてくれているのはゲートボール。この普及に貢献してくれたのが新里氏だ」と、叙勲を喜んだ。新里氏も謝辞を述べた。
 祝賀会では元沖県連会長の新垣善市氏の音頭で祝杯を挙げ、アサード(焼き肉)の晩さんを楽しんだ。また麻生太郎外務大臣、仲井真弘多県知事、東肇宜野座村長など多数の祝電が披露された。
 (新垣善太郎通信員)