【ロサンゼルス】金城元沖尚監督コーチで参加 日米親善高校野球


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 2007年度「日米親善高校野球大会」が1日から3日まで、ロサンゼルスで開催された。試合は、2勝1敗と日本チームが勝ち越した。全日本チームの監督は夏の甲子園優勝校の佐賀北高校の百崎敏克監督。甲子園ベスト4と活躍した長崎日大高の金城孝夫監督がコーチとして参加した。
 試合終了後、インタビューに応じた金城監督は「米国チームのパワーのすごさ、スピードの速さにビックリした。メジャーで通用する選手が3、4人いた。施設の充実、ホームステイのホストファミリーなど受け入れ側のボランティア精神のおおらかさに感激した」と感想を語った。
 金城監督は旧玉城村出身。1999年春の甲子園で沖縄尚学高校が全国制覇した時の監督。沖縄水産高校の栽弘義前監督は恩師。沖尚の後、埼玉に2年いて、昨年4月に長崎日大に赴任した。今後について金城監督は「日本一になるまで頑張るつもり。いつの日か沖縄のチームと決勝戦で戦う日が来るかもしれない。その日が待ち遠しい」と語っていた。(当銘貞夫通信員)