【ブラジル】移民100年祭向け 伯に特別事務局


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 2008年の沖縄日本移民100周年祭に向け、ブラジル沖縄県人会(与儀昭雄会長)は10月23日、各委員会委員長による代表者会議を沖縄県人会本部会館中サロンで開き、100周年委員会特別事務局の設置を決めた。山城勇・総務委員長が臨時で同特別事務局を兼任で担当することが満場一致で決定された。

 県人会には10の委員会があり、代表者会議では各委員会の予算と現況報告が行われた。その後、たびたび懸案となっていた「100周年委員会・特別事務局」設置について意見が交わされた。
 100周年委員会では専門の事務局が不在で、各委員会の現状を把握できていないまま会議に臨み、過去に話し合った議題が重複されるなど、特別事務局設置の必要性が何度も指摘されていた。
 山城氏は「母県の援助をいただくためには信頼関係が一番大事。その窓口役を務めることができれば」と決意を語った。
 (上間優年通信員)