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宮古議会、与党系会派が解散/3市議無所属に、市政運営に影響


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【宮古島】宮古島市議会で座喜味一幸市長を支えてきた「ワンチームみゃーく」の市議3人で構成する与党系中立会派「保守心和会」(上地堅司代表)が6日、議会事務局に消滅届を提出した。中立会派として市と一定の協力体制を取ってきた同会がなくなったことで、座喜味市長の議会運営が難しくなることが予想される。

 所属していたのは市議の上地堅司、西里芳明、仲間誉人の3氏。

 現在の勢力図は、与党7人、野党が12人、中立が5人となっている。

 代表の上地市議は「3人で足並みをそろえて座喜味市長を支えることが難しくなった」と語り、今後は中立の立場からそれぞれが無所属で活動するとした。

 保守心和会が解散したことについて、座喜味市長は「大変重要なことなので、慎重に現状把握に努めたい」と述べるにとどめた。

(友寄開)