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恩納・山田で道ジュネー 4年ぶりエイサーまつりも


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【恩納】旧盆明けの8月31日、恩納村山田でエイサーの道ジュネーが行われ、新築の家々を回る勇壮な演舞が見られた。
 夕方6時には公民館前のパンダ公園での4年ぶりの「山田エイサーまつり」があった。楽しみにしていた子どもたちやお年寄りをはじめとする区民が掲げる旗頭を先頭に比嘉茂山田区長と山田青年会のエイサー隊40人ばかりが入場し、手拍子で出迎えられた。
 区民らは公園周りのベンチやブルーシートに座り、昼間の若手地謡(じかた)にOBが加わった4人の歌三線でエイサーを堪能した。
 次はまつりに参加した大人たちの出番。老若男女が輪になって“昔取った杵柄(きねづか)”のエイサー踊り。大太鼓やパーランクーを手にエネルギッシュに踊る中高年の男性陣の後に、婦人たちが続いて優雅に手踊りを披露した。皆で若き時代を懐かしみ楽しんだ。最後は恩納村の三線の名手、芸大OBの名城一幸さんとベテラン外間信幸さんが2曲ずつ披露して会場を沸かせ、恒例のカチャーシーでお開きとなった。 (小山猛三郎通信員)
恩納村山田の道ジュネー、エイサーまつり=8月31日、恩納村山田区パンダ公園