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若者勇壮、島に活気 南大東でエイサー


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【南大東】南大東村青年連合会会員、帰省している高校生や若者たちが4年ぶりとなる旧盆エイサーを披露した。エイサーは8月28日のウンケーから30日のウークイまでの3日間披露され、島は活気づいた。
 地謡(ジュウテー)が大東音頭、大東小唄、ミルク節、七月エイサー、仲順流りなどの16曲を次々と三線で奏でた。
 三線と唄に合わせて「イヤサッサ!」と元気なかけ声が上がり、手足を大きく動かしながらたたく大太鼓や締太鼓、指笛、手踊りがにぎやかに披露された。
 若者たちは役場前、南大東島地方気象台、各集会場、各商店や事業所前でエイサーを披露、観客がエイサーに合わせて楽しそうに踊る姿も見られた。島は久々に活気づいた。
 空港では飛行機の着陸時間に合わせエイサーを披露した。「勇ましく大迫力の熱気にあふれた踊りと太鼓で迎えられ、感動した」という声もあった。
 ウークイの最終エイサー披露は久々の勇壮な太鼓の響きとの別れが名残惜しく、観客からアンコールの声が上がった。 (池田羊子通信員)
旧盆の3日間エイサーが披露され、活気に包まれた島=南大東村